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概要:米金融当局者は次回連邦公開市場委員会(FOMC)会合を前に忍耐強さを強調しているものの、持続的なインフレの兆候が新たに示されたため、年内の追加利上げへの扉は引き続き開かれているもようだ。
米金融当局者は次回連邦公開市場委員会(FOMC)会合を前に忍耐強さを強調しているものの、持続的なインフレの兆候が新たに示されたため、年内の追加利上げへの扉は引き続き開かれているもようだ。
12日に発表された9月の米消費者物価指数(CPI)統計では、食品とエネルギーコストを除くコア指数が前月比0.3%上昇した。エコノミストは基調的なインフレを見る上でコア指数の方が適していると考えている。総合指数は前月比0.4%上昇し、予想を上回った。総合もコアも前年同月比の伸びは、金融当局が目標とする2%を大幅に上回っている。
米CPI、コアが2カ月連続で高めの伸び-FRBの方針裏付け
ネーションワイド・ライフ・インシュアランスのチーフエコノミスト、キャシー・ボストジャンシク氏は「これでFOMCは追加利上げへの扉を開けておくだろう」と話した。ただ、最近の長期債利回り上昇に言及し、「市場が当局に代わって引き締めを行うことになる可能性は確かにある」と語った。
利回り上昇の理由が分析されている中、10月31日ー11月1日の次回FOMC会合では利上げを見送る可能性を示唆する政策担当者もいる。
この日のCPI統計発表後、米国債利回りは上昇。トレーダーの間では、年内利上げの確率はほぼ半々とみられている。
11日に公表された9月FOMC会合の議事要旨によると、景気抑制的な政策を当面維持すべきだとの認識で政策当局者が一致した。一方で、引き締め過ぎのリスクとインフレ鈍化を維持することとのバランスを取る必要があるとの見解も示した。
FOMC議事要旨、高水準の政策金利「当面」維持が必要と判断
CPI統計はサービス部門の価格上昇を示した。パウエル議長率いる金融当局はサービス部門のインフレについて、労働市場の逼迫(ひっぱく)が一因であるとみているため、特に懸念している。
ブルームバーグの算出によると、住宅とエネルギーを除くサービス価格は前月比0.6%上昇し、過去1年間で最も上昇した。
ウェルズ・ファーゴのチーフエコノミスト、ジェイ・ブライソン氏は「インフレ率を持続的に2%に戻す上で最後の1マイルと言えるが、難しい。だからこそFOMCは2%への回帰を確実にするため、かなり長い間、抑制的な姿勢を続けるだろう」と述べた。
FOMCは過去19カ月間に5ポイント余りも政策金利を引き上げた後、再び引き上げる必要があるかどうかを判断しようとしている。
9月の会合では金利を据え置いたが、会合後に発表された予測によれば、19人の政策決定当局者のうち12人が年内の追加利上げを支持する意向を示している。
しかし、当局が忍耐を強調しているため、追加利上げの必要性を過半数に納得させるには追加のデータが必要になる。
LHマイヤー/マネタリー・ポリシー・アナリティクスのエコノミスト、デレク・タン氏は「慎重に政策を進め、忍耐を判断の指針としているため、データが増えるにつれて緊急性が高まらない限り、第4四半期の利上げはないだろう」と述べた。
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