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概要:米連邦準備制度理事会(FRB)のバー副議長(銀行監督担当)は2日、米金融当局者らが現在直面している最大の問題は金利を景気抑制的な水準にどの程度長く維持するかだと指摘。追加利上げの是非に関して慎重に進めることが可能だとするパウエルFRB議長と同様の見解を示した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のバー副議長(銀行監督担当)は2日、米金融当局者らが現在直面している最大の問題は金利を景気抑制的な水準にどの程度長く維持するかだと指摘。追加利上げの是非に関して慎重に進めることが可能だとするパウエルFRB議長と同様の見解を示した。
バー氏はニューヨークで開かれたフォーキャスターズ・クラブのイベントで、経済成長は今後1年にわたって「潜在力を下回るペースに」減速するとの見通しも示した。金利上昇で活動が抑制され、労働市場が軟化すると説明。米利上げの完全な効果は向こう数カ月に表れると付け加えた。
「われわれが引き締めサイクルのどの位置にいるのかに関するパウエル議長の発言に私は強く同意する。ここまでの道のりを踏まえれば、慎重に進めることが可能な地点にいる」とバー氏は話した。発言は講演原稿に基づく。
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