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ミネアポリス連銀総裁、ソフトランディングの確率は60％
概要：ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、金融当局が経済に深刻なダメージを与えることなく、妥当な時間をかけてインフレ率を目標の２％まで引き下げられる確率を60％と予想した。
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、金融当局が経済に深刻なダメージを与えることなく、妥当な時間をかけてインフレ率を目標の２％まで引き下げられる確率を60％と予想した。
カシュカリ氏は同連銀のウェブサイトに掲載した書簡で、ソフトランディングのシナリオについて「年内に恐らくあと１回、政策金利を0.25ポイント引き上げた後で、連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）は政策金利をその水準で十分に長く維持し、妥当な時間をかけてインフレ率を目標まで低下させる」と説明。「われわれがインフレ対策で達成してきた実際の進展と労働市場の動向を理由に、私は現在、60％の確率でこの結果になると予想している」と続けた。
残る40％の確率のシナリオについて同氏は、インフレが当局の予想以上に定着し、経済の需要サイドを冷却するため追加利上げが必要になることだと説明。これまでのところ、ディスインフレの大半は供給サイドで起きていると指摘し、サービスセクターのインフレは「極めて根強い」ことが示されていると続けた。
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