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概要:アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国の政府系ファンド(SWF)、ムバダラ・インベストメントは、プライベートクレジット提供で大手の米ブルー・アウル・キャピタルと戦略的パートナーシップを結び、同社のクレジット・プラットフォームに10億ドル(約1500億円)を出資する。
2023年9月12日 16:24 JST
当初はテクノロジー・ソフトウエア関連融資事業に資金充当
中東の政府系ファンドの投資多様化ニーズの高まりを反映
アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国の政府系ファンド(SWF)、ムバダラ・インベストメントは、プライベートクレジット提供で大手の米ブルー・アウル・キャピタルと戦略的パートナーシップを結び、同社のクレジット・プラットフォームに10億ドル(約1500億円)を出資する。
11日付の発表資料によると、出資金は当初、テクノロジーやソフトウエア企業への資金提供に特化したブルー・アウルのテクノロジー融資戦略に充当される。
同案件は、ブルー・アウルのテクノロジー融資戦略に対する出資額としてはこれまでで最大規模になるという。この件の詳細は非公開だとして事情に詳しい関係者が匿名を条件に語った。ムバダラがブルー・アウルに投資するのは今回が初めて。中東のSWFがエネルギー以外の分野への投資の多角化を図る中、特に米国向け投資とテクノロジー部門に対する関心の強さが浮き彫りになっていると、同関係者は付け加えた。
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