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概要:[ムンバイ 31日 ロイター] - 元日銀審議委員の白井さゆり氏は31日、日銀による金融引き締めへの転換は時期尚早と指摘し、7月の決定会合でのイールドカーブ・コントロール(YCC)運用柔軟化がサプライズだったとの見方を示した。
8月31日、元日銀審議委員の白井さゆり氏は、日銀による金融引き締めへの転換は時期尚早と指摘し、7月の決定会合でのイールドカーブ・コントロール(YCC)運用柔軟化がサプライズだったとの見方を示した。写真は都内の日銀で1月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)
[ムンバイ 31日 ロイター] - 元日銀審議委員の白井さゆり氏は31日、日銀による金融引き締めへの転換は時期尚早と指摘し、7月の決定会合でのイールドカーブ・コントロール(YCC)運用柔軟化がサプライズだったとの見方を示した。
ロイター・グローバル・マーケッツ・フォーラムで白井氏は、現状の物価上昇はおおむね、賃金上昇ではなく輸入コスト高によってもたらされていると分析。日銀の中村豊明審議委員が31日に示した見解に同調した。
政策修正は時期尚早だが、日銀が既に修正の第一歩を踏み出し、さらなる柔軟化の観測が高まっているため、植田和男総裁は状況をコントロールできないのかもしれないと語った。
日銀は黒田東彦前総裁体制で昨年12月に長期金利の変動許容幅を上下0.5%に拡大。白井氏は日銀が金融緩和政策からの脱却に着手する前にもこれがさらに上下1%に拡大されると予想した。
同氏は日銀の次の一手が10年債利回りのコントロールをやめることだとした上で、同利回りの0%の目標値を廃止すれば、短期金利のマイナス金利を解除できるようになると考えるのが合理的だと述べた。
同氏はまた、足元の円安について、商品価格の下落と株式市場の上昇という状況下で、政府に円買い介入を求める圧力は少ないとの見解を示した。
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