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概要:来週の外為市場で、ドル/円は高値圏で売買が交錯する展開となりそうだ。米国の利上げ見通しや金利の動きに左右されやすい状況は変わらないが、翌週に発表される米消費者物価指数(CPI)をにらんで、思惑は引き続き交錯しがちとなる。どちらか一方に大きく振れる展開は想定しづらい、との声が多く聞かれる。
9月1日、来週の外為市場で、ドル/円は高値圏で売買が交錯する展開となりそうだ。写真は2016年1月撮影(2023年 ロイター/Jason Lee)
[東京 1日 ロイター] - 来週の外為市場で、ドル/円は高値圏で売買が交錯する展開となりそうだ。米国の利上げ見通しや金利の動きに左右されやすい状況は変わらないが、翌週に発表される米消費者物価指数(CPI)をにらんで、思惑は引き続き交錯しがちとなる。どちらか一方に大きく振れる展開は想定しづらい、との声が多く聞かれる。
予想レンジはドル/円が143━147円、ユーロ/ドルが1.06―1.10ドル。専門家の見解は以下の通り。
<三菱UFJ銀行 チーフアナリスト 井野鉄兵氏>
米連邦公開市場委員会(FOMC)前のブラックアウトに入るまで、連邦準備理事会(FRB)幹部の発言には、引き続き注目が集まるだろう。同時に、中国当局が景気減速や人民元安の回避に向けて多様な策を打ち出しており、その影響も見ておく必要がある。日銀の中川順子氏、 高田創氏の両審議委員の講演は、金融市場出身者の立ち位置を確認する機会となるだろう。ドル/円はややダウンサイドリスクがあるとみている。
<大和証券 シニア為替ストラテジスト 多田出健太氏>
市場の焦点は11月の米国の利上げの有無に集まっており、8月の雇用統計だけでそれを見通すのは難しい。米金利はテクニカル的に頭打ち感もあるが、翌週にCPIの発表を控えていることもあり、ドルの下値を攻め込むのも容易ではないだろう。欧州が米国に先んじて利上げを打ち止めにすることも考えづらく、ユーロ安が大きく進む状況でもない。ドル/円はレンジ相場となるだろう。
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