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概要:31日の欧州株は小幅安。スイスの銀行UBSグループが計上した記録的な四半期利益を好感した買いなども入ったが、取引終盤には翌日発表される米雇用統計に身構える動きで売りが優勢となった。
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2023年9月1日 3:07 JST
31日の欧州株は小幅安。スイスの銀行UBSグループが計上した記録的な四半期利益を好感した買いなども入ったが、取引終盤には翌日発表される米雇用統計に身構える動きで売りが優勢となった。
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ストックス欧州600指数は0.2%安。米金融当局が基調的なインフレの指標として重視する個人消費支出(PCE)コア価格指数に反応し、株価は一時0.5%高まで買い進まれた。7月のPCEは前月比ベースで小幅な上昇にとどまり、2カ月間の伸びとしては2020年終盤以来の最小。個人消費を促すとともに、経済はリセッション(景気後退)を回避できるとの期待を高める格好となった。
UBSは6%高。金融株も総じて値上がりした。不動産株も高い。一方、一般消費財・サービス株は下落した。
欧州債市場ではドイツ債、英国債の利回り曲線がいずれもブルスティープ化。金融政策当局者のハト派的な発言やインフレ統計を手掛かりに短期金融市場では利上げ見通しが大きく後退した。ドイツ債、英国債の10年債利回りは7月以来の低水準となった。
ECBの9月の利上げ幅見通しは7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、前日の13bpから縮小。年末まではさらに15bpの利上げが織り込まれている。
ECBのシュナーベル理事はこの日、ユーロ圏の経済見通しはECBが6月に予想したよりも悪化しており、基調的なインフレ率は「頑固に高い」ままだと指摘した。
トレーダーはイングランド銀行(英中央銀行)による来月の0.25ポイント利上げはもはや完全に織り込んでおらず、ピーク金利見通しも10bp低下して5.77%となっている。
英中銀のチーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は同国の金利について、急上昇して急低下するよりも、高い水準がしばらく続く「テーブルマウンテン」型が望ましいとした。
8月31日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
債券 | 直近利回り | 前営業日比 |
---|---|---|
独国債2年物 | 2.98% | -0.10 |
独国債10年物 | 2.47% | -0.08 |
英国債10年物 | 4.36% | -0.06 |
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