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概要:ニッケルを積載しているとされた貨物を購入したが、ほぼ無価値のがれきだらけだったという被害に遭う商社が新たに出た。
カタマン、ロンドンとシンガポールでの訴訟で詳細な内容示す
トラフィグラもこれより先、6億ドルの詐欺被害に遭う
ニッケルを積載しているとされた貨物を購入したが、ほぼ無価値のがれきだらけだったという被害に遭う商社が新たに出た。
ロンドンとシンガポールでの訴訟で詳細が示された今回の件は、シンガポールの資源商社トラフィグラ・グループがこれより先に被った6億ドル(約874億円)の詐欺被害とは別だが、同じ企業が数社関与している。トラフィグラでの詐欺被害は商社業界に衝撃を与えた。
架空ニッケルの問題はより広範に及んでいることがこれで明らかになり、スキャンダルが多い金属取引業界への信頼性に新たな打撃となる見通しだ。トラフィグラの件は複数の訴訟に発展。今年3月には、ロッテルダムの倉庫に保管され米JPモルガン・チェースが所有していた54トンの「ニッケル」が実際には石の袋だったことをロンドン金属取引所(LME)が発見するという問題も起きていた。
これは複数の異なる企業間のビジネス関係にも脚光を浴びせる格好となっている。トラフィグラはこれら企業について、インドの実業家プラティーク・グプタ氏とつながりがあり、大規模な詐欺を働いたと主張している。
最新の件では、米商社カタマン・メタルズが、330万ドルを支払ってニューアロイス・トレーディングからニッケルを購入したが、コンテナを開けたところ、ニッケルは一切入っていなかったとしている。
ニューアロイスは、グプタ氏の詐欺に関与しているとトラフィグラが主張する企業の一つ。グプタ氏はニューアロイスを所有しておらず、ニューアロイスを相手取ったカタマンの申し立てでもグプタ氏に関する言及はない。
ただし、カタマンがロンドンで起こした別の訴訟によれば、今回の取引はグプタ氏とつながりがある複数の企業が関与した広範な一連の取引の一部のようであり、同氏自身がこれら取引の交渉に関与していた。
「7つの輸送コンテナに積まれた16か17の大きな袋にはほぼ無価値の鉄くずが入っていた」とカタマンはシンガポールでの訴状で説明している。
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