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ドイツ経済、４～６月ゼロ成長－８月の企業景況感は悪化
概要：ドイツ経済は４－６月（第２四半期）に辛うじてリセッション（景気後退）を脱したが、欧州最大の経済規模であるドイツの不振がユーロ圏全体の成長の足を引っ張り続けている。
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2023年8月25日 16:22 JST
４－６月期のＧＤＰ改定値は前期比変わらず、速報値と同じ
８月のＩｆｏ企業景況感指数は85.7－前月の87.4から低下
ドイツ経済は４－６月（第２四半期）に辛うじてリセッション（景気後退）を脱したが、欧州最大の経済規模であるドイツの不振がユーロ圏全体の成長の足を引っ張り続けている。
ドイツの連邦統計当局が25日発表した４ー６月期の国内総生産（ＧＤＰ）改定値は前期比変わらず。７月に発表された速報値とブルームバーグ集計の予想中央値と同じだった。
世界的な景気低迷で、ドイツの輸出が落ち込んでいる。製造業が大きく下振れしたほか、消費者には高水準のインフレと欧州中央銀行（ＥＣＢ）の積極的な利上げの影響が及んでいる。
ドイツの４-６月期実質国内総生産（ＧＤＰ）：改定値（表）
リセッションは脱却したものの、Ｉｆｏ経済研究所が同日発表したドイツ企業の景況感は今月、さらに悪化した。
８月の独企業景況感指数は85.7と、前月の87.4（改定値）から低下。ブルームバーグがまとめた予想中央値も下回った。
８月のドイツ Ifo 企業景況感指数概要（表）
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