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概要:米電気自動車(EV)大手テスラはこのほど、ドイツ・ベルリン近郊グリューンハイデの工場の生産目標を週間4350台に引き下げた。同工場の生産実績は今年3月には週間5000台に達していたが、今後さらに減らす方針だという。ニュースサイトのビジネス・インサイダーが内部資料と関係者の話に基づき報じた。
8月23日、米電気自動車(EV)大手テスラはこのほど、ドイツ・ベルリン近郊グリューンハイデの工場(写真)の生産目標を週間4350台に引き下げた。2022年8月撮影(2023年 ロイター/Annegret Hilse)
[ベルリン 23日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラはこのほど、ドイツ・ベルリン近郊グリューンハイデの工場の生産目標を週間4350台に引き下げた。同工場の生産実績は今年3月には週間5000台に達していたが、今後さらに減らす方針だという。ニュースサイトのビジネス・インサイダーが内部資料と関係者の話に基づき報じた。
ビジネス・インサイダーによると、同工場の生産実績は3月に5000台に達した後、大きく減少していた。
テスラの内部ワークフローのソフトウエアでは、同社が7月と8月の1日当たりの生産目標を870台に引き下げたことが示された。実際の生産は、7月25日には692台、28日には806台と、目標に達しないこともあった。
生産目標はその後、さらに1日当たり750台に減らされた。週間では4000台に満たない水準だ。
テスラは先月、同工場の生産能力を年間100万台に増強する計画を発表したが、具体的な時期は明らかにしなかった。
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