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概要:ドイツ連邦銀行(中央銀行)は21日公表した月報で、基調インフレ率がピークに達した可能性はあるが、物価圧力の緩和ペースは遅すぎ、消費者物価上昇率が2%超で高止まりするリスクが高まっていると指摘した。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は21日公表した月報で、基調インフレ率がピークに達した可能性はあるが、物価圧力の緩和ペースは遅すぎ、消費者物価上昇率が2%超で高止まりするリスクが高まっていると指摘した。
[フランクフルト 21日 ロイター] - ドイツ連邦銀行(中央銀行)は21日公表した月報で、基調インフレ率がピークに達した可能性はあるが、物価圧力の緩和ペースは遅すぎ、消費者物価上昇率が2%超で高止まりするリスクが高まっていると指摘した。
連銀は「インフレ率が中銀の目標とする水準を上回る状態が長く続くという印象が定着した。特に、強い賃金圧力が続いており、インフレ抑制を進めることが難しくなる可能性がある」との見方を示した。
高インフレとタイトな労働市場を踏まえると、欧州中央銀行(ECB)の2%のインフレ目標が賃金交渉で以前のようなアンカーの役割を果たさないという潜在的な問題があると指摘。
ドイツの賃金交渉に参加する専門家の調査では、ECBの2%のインフレ目標は賃金協定ではもはや役割を果たしておらず、交渉で重視されていないとの結論が出た。
連銀は「労働組合のインフレ期待が2%の目標を上回る状態が長期化すれば、金融政策の観点で懸念要因」とし「高いインフレ率が以前の想定より定着するリスクが高まるだろう」と述べた。
また、コモディティー価格が下げ止まったとみられ、一部の価格が上昇に転じていることも問題だとし、エネルギー価格の下落でディスインフレが進むという大きな期待を抱けない可能性があるとした。
ドイツ経済の見通しについては、第3・四半期の経済生産高はほぼ横ばいになると予想。鉱工業生産の低迷は続くとみられるが、個人消費は回復するだろうとの見方を示した。
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