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概要:中国の電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車が発表した4-6月(第2四半期)決算は、予想以上に赤字が膨らんだ。世界最大のEV市場である中国で価格競争が激化する中、小鵬は納車台数の拡大に苦戦している。
中国の電気自動車(EV)メーカー、小鵬汽車が発表した4-6月(第2四半期)決算は、予想以上に赤字が膨らんだ。世界最大のEV市場である中国で価格競争が激化する中、小鵬は納車台数の拡大に苦戦している。
最終損益は28億元(約560億円)の赤字。赤字幅はアナリスト予想の21億元を上回り、前年同期の17億7000万元から拡大した。
納車台数は2万3205台で、当初見通しの2万1000-2万2000台を上回った。前四半期比では27%増加したものの、前年同期比では33%落ち込んだ。売上高は32%減の50億6000万元で、アナリスト予想の49億1000万元を上回った。
決算を受けて、米国市場に上場する小鵬汽の米預託証券(ADR)は下落。テスラなど、他のEVメーカーにも売りが波及した。
テスラなどEV株下落、中国メーカー小鵬の決算で価格競争懸念強まる
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