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概要:アルゼンチンでは国民の間で通貨ペソへの信認が急低下しており、貯蓄を守るため、ペソをドルに両替する動きが広がっている。
アルゼンチンでは国民の間で通貨ペソへの信認が急低下しており、貯蓄を守るため、ペソをドルに両替する動きが広がっている。
[ブエノスアイレス 16日 ロイター] - アルゼンチンでは国民の間で通貨ペソへの信認が急低下しており、貯蓄を守るため、ペソをドルに両替する動きが広がっている。
ペソの非公式レートは16日、1ドル=780ペソに下落。国民は公式レート(1ドル=350ペソ)の2倍以上の高値でドルを買っている。
同国では、大統領選挙の予備選で独立系で極右のリバタリアン(自由至上主義)経済学者のハビエル・ミレイ氏が予想外にトップに躍り出たことで金融市場に対する圧力が高まり、中央銀行がペソの公式レートを切り下げた。10月の大統領選挙まで1ドル=350ペソで固定する。
エコノミストのグスタボ・ベル氏は「ドル買いが続いている。人々はヘッジを望み、通貨切り下げ後のインフレ加速を懸念している」と指摘。「政治と経済の不透明感」が理由だと述べた。
アナリストのサルバドール・ビテリ氏は追加の切り下げが予想されるとし、「市場は中銀が10月まで為替レートを維持できないと考えているようだ」と述べた。
予備選の得票率はミレイ氏が30%、保守系の主要野党連合が28%、中道左派の与党連合が27%。同国は3桁のインフレや外貨準備の不足などに見舞われており、アナリストは、どの陣営が勝利しても厳しい経済政策運営を迫られると予想している。
一部のアナリストは、ミレイ氏が通貨のドル化を公約に掲げていることも、ドル売りに拍車をかける要因になっていると指摘。近い将来の実現は非常に難しいとみられるが、コンサルティング会社EMファンディングの経済アドバイザー、ピーター・ウエスト氏は「投資家の反応として、遅かれ早かれペソからドルにシフトすることは避けられない」と述べた。
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