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概要:米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、経済面でサプライズがない限り、連邦公開市場委員会(FOMC)は利上げを終了できる可能性があるとの見解を示した。ただ政策金利は当面、現在の高水準に据え置く必要があるとも指摘した。
利上げ終了後も現在の高水準でしばらく維持する必要-ハーカー総裁
経済はソフトランディングへの軌道を進んでいる-ハーカー総裁
米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、経済面でサプライズがない限り、連邦公開市場委員会(FOMC)は利上げを終了できる可能性があるとの見解を示した。ただ政策金利は当面、現在の高水準に据え置く必要があるとも指摘した。
総裁は8日、フィラデルフィア・ビジネス・ジャーナル主催のイベントで講演。事前に配布された原稿によれば、「今から9月半ばまでに憂慮すべきデータが新たに出てこなければ、われわれは辛抱強くなって金利を据え置き、これまで実施した金融政策が機能するのを待てる状況になるのではないかと、私は考えている」と発言。
その上で「金利を据え置ける状況になった場合、その水準でしばらく維持する必要があるだろう」とし、「政策金利を直ちに引き下げるような状況は想定していない」と語った。ハーカー総裁は、今年のFOMC会合で投票権を有する。
FOMCは7月会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を22年ぶり高水準の5.25-5.5%に引き上げた。
同総裁はインフレに関しては、金融当局が注目する個人消費支出(PCE)コアインフレが、2023年末までに前年比で4%をやや下回る水準に低下し、24年末までに3%未満、25年には当局目標の2%に下がるとの予想を示した。
「緩慢なペースながらも確実なディスインフレと整合する形で、経済活動は緩やかな減速にとどまると考えられる」と総裁は指摘。「言い換えれば、われわれ全員が望みつつ過去には実現の可能性が非常に不明瞭だったソフトランディングへの軌道を現在進んでいると私はみている」と付け加えた。
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