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概要:3日の欧州株は3日続落。業績見通しを手掛かりに独半導体メーカー、インフィニオンテクノロジーズが売られ、テクノロジー株全般を押し下げた。
3日の欧州株は3日続落。業績見通しを手掛かりに独半導体メーカー、インフィニオンテクノロジーズが売られ、テクノロジー株全般を押し下げた。
ストックス欧州600指数は0.6%安。インフィニオン株は9.3%下落した。7-9月(同社第4四半期)の売上高および利益率見通しがアナリスト予想に及ばなかった。
欧州債市場ではドイツ債の利回り曲線が6営業日連続でスティープ化。英国債利回りも同じく傾斜を強めた。イングランド銀行(英中央銀行)は政策金利を0.25ポイント引き上げ、5.25%に設定。世界的に引き締めサイクルが終わりつつあるとの見方が強まった。
英中銀、政策金利5.25%に引き上げ-引き締めは長期必要と警告 (2)
短期金融市場は英中銀の9月利上げ幅を22ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と織り込む。ピーク金利見通しは2bp低下して5.80%となった。
ドイツ債利回り曲線はベアスティープ化。2年債と10年債の逆イールド(長短金利差逆転)は5bp縮小しマイナス43bpと、5月31日以来の幅となった。
トレーダーが想定する欧州中央銀行(ECB)のピーク金利は1bp上昇し、年末までに5.91%が見込まれている。
8月3日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
債券 | 直近利回り | 前営業日比 |
---|---|---|
独国債2年物 | 3.03% | +0.02 |
独国債10年物 | 2.61% | +0.07 |
英国債10年物 | 4.47% | +0.07 |
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