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アムジェン、通期利益と売上高見通し引き上げ－主要な新薬低調でも
概要：米製薬会社アムジェンは2023年通期の利益と売上高見通しを引き上げた。４－６月（第２四半期）決算は、主要製品の「アムジェビタ」と肺がん治療薬「ルマケラス」が低調だったものの、全体の業績はアナリスト予想を上回った。アムジェビタはアッヴィのリウマチ治療薬「ヒュミラ」のバイオシミラー（バイオ後続品）。
４－６月売上高と利益、市場予想上回る－複数の医薬品で売り上げ増
通期見通し、ホライズン・セラピューティクス買収計画考慮されず
米製薬会社アムジェンは2023年通期の利益と売上高見通しを引き上げた。４－６月（第２四半期）決算は、主要製品の「アムジェビタ」と肺がん治療薬「ルマケラス」が低調だったものの、全体の業績はアナリスト予想を上回った。アムジェビタはアッヴィのリウマチ治療薬「ヒュミラ」のバイオシミラー（バイオ後続品）。
３日の発表資料によると、通期の調整後１株利益は17.80－18.80ドルの見通し。４月時点では17.60 －18.70ドルを見込んでいた。売上高見通しは最大274億ドル（約３兆9100億円）に上方修正したが、この数字には同業ホライズン・セラピューティクス買収計画が考慮されていない。同計画を巡っては米連邦取引委員会（ＦＴＣ）が阻止を目指し提訴している。
４－６月期の売上高と利益は、複数の医薬品の売り上げ増加を受け、アナリスト予想を上回った。売上高は70億ドル、調整後１株利益は５ドル。市場予想はそれぞれ66億8000万ドル、4.48ドルだった。
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