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概要:オーストラリア準備銀行(中央銀行)は1日、前月に続き政策金利のオフィシャルキャッシュレートを4.10%に据え置いた。これまでの利上げが需要鈍化につながっているとした。ただ、インフレ抑制に向け幾分の追加引き締めが必要になる可能性もあるとの見方は維持した。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は1日、前月に続き政策金利のオフィシャルキャッシュレートを4.10%に据え置いた。豪中銀本部ビル、2016年3月撮影(2023年 ロイター/David Gray)
[シドニー 1日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)は1日、前月に続き政策金利のオフィシャルキャッシュレートを4.10%に据え置いた。これまでの利上げが需要鈍化につながっているとした。ただ、インフレ抑制に向け幾分の追加引き締めが必要になる可能性もあるとの見方は維持した。
経済予測は3カ月前からおおむね据え置き、インフレ率が2024年末までに3.25%前後に鈍化し、25年終盤までには2─3%の目標レンジに戻るとの見通しを示した。
市場では据え置き観測が高まっていたが、ロイター調査で36人中20人が利上げを予想するなどエコノミストの間では見方が分かれていた。
中銀の発表を受け、豪ドルは対米ドルで0.9%下落。先物市場は引き締めがほぼ終了した可能性があるとの見方で、年内あと1回の利上げの可能性を幾分織り込んでいる。
ロウ総裁は据え置き決定について、これまでの利上げの影響と経済見通しを見極める追加の時間を確保するためだと改めて表明。「金利の上昇は経済の需給バランスをより持続可能なものにすることにつながっており、今後もこれは続く」と述べた。
生活費高騰による圧力と金利上昇を受け、消費の伸びは全体として大幅に鈍化したとも指摘した。
豪中銀は昨年5月以降、政策金利を計400ベーシスポイント(bp)引き上げており、これまでで最も積極的な引き締めを行ってきた。
最近発表された第2・四半期のインフレ率は鈍化傾向を示し、個人消費も軟調だったことから、当局者には一定の安心材料となった。
ただ、家賃を含むサービス部門のインフレは粘着性を伴う可能性が高いほか、労働市場は減速予想に反して50年ぶり低水準近辺の失業率を維持。住宅価格は7月も上昇が続いた。
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