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シグネチャーのＰＥ向けローン債権､ＦＤＩＣが売却開始－2.6兆円相当
概要：米連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）は、経営破綻したシグネチャー・バンクのローン債権ポートフォリオ185億ドル（約２兆6000億円）相当の入札プロセスを先週７月25日に開始した。事情に詳しい関係者が明らかにした。
スターウッドやカーライル関係のキャピタルコールローン正常債権
応札期限が９月12日、クロージングが10月２日に設定された
米連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）は、経営破綻したシグネチャー・バンクのローン債権ポートフォリオ185億ドル（約２兆6000億円）相当の入札プロセスを先週７月25日に開始した。事情に詳しい関係者が明らかにした。
非公開情報を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、米不動産投資会社スターウッド・キャピタル・グループやカーライル・グループ、ブラックストーン、トーマ・ブラボー、ブルックフィールド・アセット・マネジメントを含む企業に関係するキャピタルコールローンの正常債権で構成される。
ＦＤＩＣからの通知によれば、売却対象となるローン債権は、プライベートエクイティー（ＰＥ、未公開株）ファンド向けのサブスクリプション・クレジットファシリティーズから成る。ニューマーク・グループが売却プロセスを担当するという。ＦＤＩＣはコメントを控えた。ニューマークの担当者にもコメントを求めるメッセージを送ったが、これまでのところ返答はない。
通知によると、売却はＦＤＩＣの預金保険対象の預金取扱機関に限定され、応札期限は９月12日、クロージングは10月２日に設定された。
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