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概要:米国株式市場は主要3指数が全て上昇して週の取引を終えた。大手ハイテク企業の決算や経済データ、中銀の政策発表が相次ぎ、投資家は米国経済のソフトランディングに対する信頼感を高めた。
[28日 ロイター] - 米国株式市場は主要3指数が全て上昇して週の取引を終えた。大手ハイテク企業の決算や経済データ、中銀の政策発表が相次ぎ、投資家は米国経済のソフトランディングに対する信頼感を高めた。
米国株式市場は主要3指数が全て上昇して週の取引を終えた。大手ハイテク企業の決算や経済データ、中銀の政策発表が相次ぎ、投資家は米国経済のソフトランディングに対する信頼感を高めた。(2023年 ロイター/Carlo Allegri)
米商務省が28日発表した6月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比で3.0%上昇し、伸び率は2021年3月以来、2年3カ月ぶりの低水準だった。
米連邦準備理事会(FRB)は1980年代以来最速の利上げサイクルの終了に近づいているとみられる。
ホライズン・インベストメンツのチーフインベストメントオフィサー、スコット・ラドナー氏は「インフレ率が明らかに低下する中、ゴルディロックス経済がしばらく続くかもしれないという考えに行き着く」と述べた。
資産運用会社ダイヤモンド・ヒルのリサーチディレクター、ウィン・マーレイ氏も「インフレが抑制され、景気後退が回避される可能性について、人々はより楽観的になっている」と語った。
週間では、ナスダック総合は2.02%上昇、S&P総合500種は1.01%上昇、ダウ工業株30種は0.66%上昇した。S&Pは2022年4月4日以来の高値を付けた。
S&P500種の主要11セクターのほとんどが上昇した。中でも通信サービスは2.3%の上昇となった。
個別銘柄では、半導体大手インテルが6.60%上昇した。決算見通しがPC市場の改善を示唆した。同業のエヌビディアとマーベル・テクノロジーもそれぞれ1.85%、1.60%上昇した。
日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は2.83%上昇。28日発表した2022―23会計年度の第4・四半期決算(4―6月期)は市場予想を上回った。
一方、石油大手エクソンモービルが1.19%下落。28日発表した2023年第2・四半期決算の純利益は78億8000万ドルと、前年同期比で56%減った。
米取引所の合算出来高は101億株。直近20営業日の平均は104億5000万株。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.64対1の比率で上回った。ナスダックでは2.81対1で値下がり銘柄が多かった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 35459.29 +176.57 +0.50 35443.4 35565.5 35355.
9 1 15
前営業日終値 35282.72
ナスダック総合 14316.66 +266.55 +1.90 14199.8 14344.3 14188.
3 5 10
前営業日終値 14050.11
S&P総合500種 4582.23 +44.82 +0.99 4565.75 4590.16 4564.0
1
前営業日終値 4537.41
ダウ輸送株20種 16695.32 +287.30 +1.75
ダウ公共株15種 932.74 -1.14 -0.12
フィラデルフィア半導体 3851.76 +83.50 +2.22
VIX指数 13.33 -1.08 -7.49
S&P一般消費財 1354.99 +24.65 +1.85
S&P素材 536.71 +3.70 +0.69
S&P工業 931.88 +5.73 +0.62
S&P主要消費財 797.98 +7.82 +0.99
S&P金融 584.90 +0.79 +0.14
S&P不動産 237.81 -0.61 -0.25
S&Pエネルギー 655.86 +0.61 +0.09
S&Pヘルスケア 1574.35 +4.62 +0.29
S&P通信サービス 230.71 +5.19 +2.30
S&P情報技術 3163.09 +46.08 +1.48
S&P公益事業 340.51 -0.90 -0.26
NYSE出来高 9.10億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 33130 + 360 大阪比
シカゴ日経先物9月限 円建て 33095 + 325 大阪比
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