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概要:第2四半期(4-6月)の米雇用コスト指数は伸びが予想を下回り、2年ぶりの水準に鈍化した。労働市場が緩やかに減速している兆しを示した。
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Reade Pickert
2023年7月28日 21:39 JST
4-6月の米雇用コスト指数、前期比1.0%上昇・前年比4.5%上昇
賃金・給与の伸びは全般的に減速、労働市場の緩やかな減速を示唆
第2四半期(4-6月)の米雇用コスト指数は伸びが予想を下回り、2年ぶりの水準に鈍化した。労働市場が緩やかに減速している兆しを示した。
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前年比の伸びも2022年第1四半期(1-3月)以来の低水準となった。ただ、新型コロナウイルス流行前の標準的なペースを依然として大きく上回っている。
雇用コスト指数は月次の雇用統計に含まれる賃金データと同じ頻度で発表されるものではないが、職業や産業間における雇用構成の変化によってデータが歪められることがないため、エコノミストに重視される傾向がある。
賃金・給与の伸びは業種を問わず広範囲で減速した。諸手当の伸びも緩やかになった。
雇用は引き続き堅調だが、足元では広範なインフレ圧力の緩和に伴い、さまざまな統計で賃金の伸び鈍化が確認されている。米金融当局の急ピッチの利上げにもかかわらず、労働市場の継続的な力強さがこれまで経済の底堅さを支えている。
非軍人労働者の賃金・給与は4-6月に前年同期比4.6%上昇。伸びは2021年末以来の水準に鈍化した。
一部指標では、賃金の伸びがようやくインフレ率を上回り、米国民の購買力を高めている。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は26日の記者会見で、利上げ継続の是非を判断する上で、雇用コスト指数と今後発表される消費者物価に関する統計を精査する考えを示した。
統計の詳細は表をご覧ください。
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