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概要:来週の外為市場でドル/円相場は、横ばい圏で推移すると予想されている。日米欧の中銀イベントを通過して手掛かり材料が少なくなるほか、週末には米雇用統計の公表を控え、動きづらいとの指摘が聞かれる。
[東京 28日 ロイター] - 来週の外為市場でドル/円相場は、横ばい圏で推移すると予想されている。日米欧の中銀イベントを通過して手掛かり材料が少なくなるほか、週末には米雇用統計の公表を控え、動きづらいとの指摘が聞かれる。
7月28日 来週の外為市場でドル/円相場は、横ばい圏で推移すると予想されている。
テクニカル面ではドルが138円台を維持できるかが注目され、同水準を割り込めば135円台に向かって円高が進む可能性もあるという。
一方、米長期金利が上昇基調にあることから、ユーロは対ドルで軟調な地合いが続きそうだ、との予想が示された。
予想レンジはドルが135.00━141.50円、ユーロが1.0800―1.1200ドル。
<楽天証券 FXディーリング部 荒地潤氏>
「日米欧の中銀イベントが出尽くしとなったので、来週はレンジ相場となりそうだ。日銀会合前後の138―141円を中心に推移するとみているが、週末の米雇用統計を控えてあまり大きな値動きはみられないのではないか。ただ、日銀の政策修正が意識されてドルは徐々に上値が重くなるとみている」
「ユーロは1.12ドル台を付けた頃から上値が重くなっており、軟調な地合いは続きそうだ。欧州中央銀行(ECB)は次の利上げを急いでいる感じはなく、欧州景気も悪化傾向にあるので、相対的にドルが買われ、ユーロ安/ドル高の流れが継続するとみている」
<マネックス証券 チーフ・FXコンサルタント 吉田恒氏>
「テクニカル面でドル/円相場は、138円が大きな分岐点となっている。同水準をキープできれば円高がどんどん進行する展開は見込みづらいだろう。一方で、138円を割り込んでくると135円台までドル安/円高が進むと想定され、下値模索の展開も警戒される。来週は今後のドル/円の方向性を見極めるタイミングに入りそうだ」
「堅調な米経済指標を受けて米長期金利は上昇傾向にあり、ドルは対円以外では強含むとみられる。ユーロ/ドルはこれまで買われ過ぎてきた印象もあり、まだ調整は続きそうだ。ただ、ECBも金融引き締めを続けていることから、どんどんとユーロ/ドルが切り下がっていくわけではなく、1.08ドル台付近では下げ止まるとみている」
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