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概要:バーナンキ元米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で広く予想されている利上げが現在の引き締めサイクルで最後になる可能性はあると述べた。
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Rich Miller
2023年7月21日 4:39 JST
元FRB議長、向こう6カ月でインフレ率は「より持続的に」低下へ
景気減速はあっても、深刻なリセッションとなれば「非常に驚く」
バーナンキ元米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で広く予想されている利上げが現在の引き締めサイクルで最後になる可能性はあると述べた。
「次回FOMCで25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げが決定するのは非常に明らかだと見受けられる」とバーナンキ氏は20日、フィデリティ・インベストメンツ主催のウェビナーで発言。「7月に行われるこの利上げが、最後となることはあり得る」と述べた。
フェデラルファンド(FF)金利先物市場では、今月25ー26日のFOMCで政策金利が引き上げられるのはほぼ確実視されているが、その後の利上げについては極めて確率が限定的とみられている。
パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の上席顧問としてウェビナーで話したバーナンキ氏は、インフレ率は向こう6カ月で3ー3.5%へと「より持続的に」低下するとの見方を示した。家賃の上昇幅が縮小し、自動車価格が下落するとの見通しが背景にある。
インフレ率は「来年早期には3%から3%プラスの範囲に下がり、FOMCはそこから時間をかけて2%目標に押し下げようとするだろう」とバーナンキ氏は述べた。
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FRBがインフレとの闘いで勝利を宣言するには、その前に労働市場で需給バランスの改善を確認したいだろうと、同氏は指摘。雇用市場は「依然としてかなりホットだ」と述べた。
物価抑制の代償として景気は減速する可能性が高いとバーナンキ氏は示唆しつつ、リセッション(景気後退)に陥るとしても浅いもので済むだろうと述べた。
「非常に緩やかな失業率上昇と景気の減速」を経験することになるだろうが、「向こう1年で深刻なリセッションになるとすれば非常に驚く」と述べた。
原題:Bernanke Says Next Fed Interest Rate Increase May Be Its Last(抜粋)
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