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米地銀ウェスタン・アライアンス、預金増加の一方でコストも増える
概要：米地銀ウェスタン・アライアンス・バンコープは４－６月（第２四半期）に預金増を記録した。ただ、それにはコストが伴った。
米地銀ウェスタン・アライアンス・バンコープは４－６月（第２四半期）に預金増を記録した。ただ、それにはコストが伴った。
ウェスタン・アライアンスが18日に発表した決算では、４－６月期の金利費用は４億5100万ドル（約627億円）と前年同期比８倍強に増え、前期比では25％の増加となった。この結果、同行の１株当たり利益は1.96ドルと、アナリスト予想を１セント下回った。
米中規模行は預金流出に見舞われたが、ウェスタン・アライアンスの預金は３月末以降に7.3％増え、今月に入ってからも17日時点で計32億ドルの流入があった。
同行経営幹部のプレゼンテーションによれば、「預金および借り入れのコスト上昇」により、資金調達の総コストは58ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）増の2.85％となった。
ウェスタン・アライアンスは４－６月期の決算発表を最初に行う主要地銀の一角。投資家は業界の経営状態を注視している。各行の融資収入が増えつつある一方、その原資となる預金の獲得競争は激化しており、預金者らに支払う金利は上昇している。
18日の同行株価は8.1％高と急伸して取引を終えた後、通常取引終了後の時間外取引では下落に転じた。
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