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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比402円14銭高の3万2896円03銭と続伸して取引を終えた。日銀の政策修正への思惑が後退して上値の重さが和らいだことに加え、米株高や円高一服が相場を支援し幅広く物色された。 日経平均は300円超高で寄り付いた。日銀の植田和男総裁が、持続的・安定的な物価2%目標達成には「まだ距離がある」との認識を示したことが伝わり、来週の日銀会合での政策修正への警戒感が和らいだ。 円高一服を受けて、自動車株など輸出関連株が物色されたほか、訪日外国人客数の発表を前にインバウンド関連など内需株も幅広く物色された。個別材料...
[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比402円14銭高の3万2896円03銭と続伸して取引を終えた。日銀の政策修正への思惑が後退して上値の重さが和らいだことに加え、米株高や円高一服が相場を支援し幅広く物色された。 日経平均は300円超高で寄り付いた。日銀の植田和男総裁が、持続的・安定的な物価2%目標達成には「まだ距離がある」との認識を示したことが伝わり、来週の日銀会合での政策修正への警戒感が和らいだ。 円高一服を受けて、自動車株など輸出関連株が物色されたほか、訪日外国人客数の発表を前にインバウンド関連など内需株も幅広く物色された。個別材料を手掛かりにした物色も活発だった。一方、日銀の政策修正への思惑が後退する中でも銀行株は売り込まれなかった。利回りへの期待や好調な米銀決算が支えになった。 買い一巡後、日経平均はいったん伸び悩み、もみ合いが続いたが、大引けにかけて再び強含んで高値引けとなった。 もっとも、目先は現行水準付近での推移を見込む声が市場では多い。「円高一服もあって株価修正ムードが高まりつつあり、ひとまず下値を確認した形だが、企業決算や来週の日米欧の中銀会合を控えて、上値追いには慎重になりやすい」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との見方が聞かれた。 TOPIXは1.19%高の2278.97ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.19%高の1172.8ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆2189億1800万円だった。東証33業種では全業種が値上がりし、値上がり率の上位には海運や輸送用機器、証券などが入った。 株主還元向上への思惑で日産自動車が大幅高となったほか、第一三共や日立製作所はしっかり。一方、サイバーエージェント、電通グループは軟調だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1615銘柄(88%)、値下がりは179銘柄(9%)、変わらずは41銘柄(2%)だった。
7月19日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比402円14銭高の3万2896円03銭と続伸して取引を終えた。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 32896.03 +402.14 32812.36 32,671.03─3
2,896.03
TOPIX 2278.97 +26.69 2272.61 2,264.94─2,
278.97
プライム指数 1172.80 +13.76 1169.80 1,165.60─1,
172.80
スタンダード指数 1115.75 +7.97 1112.22 1,112.06─1,
115.75
グロース指数 1006.56 +6.74 1003.89 1,000.99─1,
006.56
東証出来高(万株) 124033 東証売買代金(億円 32189.18
)
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