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概要:カナダ銀行(中央銀行)は2会合連続で利上げを実施し、政策金利を過去22年間で最高の水準に引き上げる公算が大きい。
2023年7月12日 13:33 JST
政策金利5%に引き上げを決定へ-エコノミストと市場の予測
今のサイクルで最後の利上げか、カナダの大手商業銀行の大半が予想
ただ、政策当局は利上げ終了を明示することはないだろう。むしろ、経済が金利上昇の影響をどう吸収しているかを見極めながら、追加利上げも辞さない構えを取り続けたい考えかもしれない。そうすれば、利上げを一時停止する方針を示して市場の利下げ観測の波を引き起こした1月の二の舞いを避けられる。
モントリオール銀行の金利・マクロストラテジスト、ベンジャミン・ライツェス氏は電話取材に対し、「当局はタカ派的トーンを示す必要がある。追加利上げの扉を開いたままにしなければならない。1月の決定後の市場や住宅の反応を繰り返すようなリスクは冒せない」と述べた。
カナダの消費者物価指数(CPI)はベース効果やガソリン価格下落によりここ数カ月に減速しつつあるものの、5月は前年同月比3.4%上昇と依然として高過ぎる水準にある。カナダ中銀が重視するコアCPIの3カ月移動平均は3.7%で高止まりしており、時宜を得た物価安定回復には合致しない水準だ。
12日の政策決定の後には新たな経済見通しが公表される。マックレム総裁は午前11時に記者会見し、インフレ率を2%目標まで戻すのは容易でないとの認識を繰り返し示す公算が大きい。
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