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概要:6月の米消費者物価指数(CPI)は急激に鈍化した。過去数十年で最も積極的な米利上げが近く終了可能との期待を新たに抱かせる内容となった。
2023年7月12日 21:36 JST
総合CPIは前年同月比3%上昇、5月は4%上昇
コアCPIは前年同月比4.8%上昇-2021年終盤以来の低い伸び
6月の米消費者物価指数(CPI)は急激に鈍化した。過去数十年で最も積極的な米利上げが近く終了可能との期待を新たに抱かせる内容となった。
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総合CPIが減速したのは、2022年6月と比較していることが主な理由。当時はロシアのウクライナ侵攻を受けてエネルギー価格が急上昇し、インフレを40年ぶり高水準に押し上げていた。この先に目を向けると、前年同月比の数字は相対的に低い数字との対比になる。
とはいえ、今回の統計はインフレが1年前にピークに達して以降、物価圧力の抑制で進展があったことを浮き彫りにしている。1年余りにわたる利上げと需要軟化がその背景だ。ただ、物価圧力は米金融当局の目標を大きく上回っており、当局者らは7月25-26日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で利上げを再開する意向を持ち続けるとみられる。
米金融当局者らがインフレの軌道を精査する上で注目する住宅とエネルギーを除いたサービス価格は前月比ほぼ変わらず。前年同月比では4%上昇に鈍化し、こちらも21年終盤以来の小幅な伸びとなった。
サービス分野の最大項目で総合CPIの約3分の1を占める住居費は、前月比0.4%上昇。住宅分野の価格上昇率は今後数カ月に引き続き減速すると多くのエコノミストは予想している。
米国の家計を大きく圧迫してきた食料品価格はほぼ変わらず。医療サービスのコストも横ばいだった。
統計の詳細は表をご覧ください。
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