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概要:アジア時間12日序盤の取引で原油先物はほぼ変わらず。米景気悪化懸念を背景に同国の原油在庫が増加したが、途上国の需要拡大への期待や主要産油国の供給削減によってマイナス影響が相殺された。
アジア時間12日序盤の取引で原油先物はほぼ変わらず。米景気悪化懸念を背景に同国の原油在庫が増加したが、途上国の需要拡大への期待や主要産油国の供給削減によってマイナス影響が相殺された。
[12日 ロイター] - アジア時間12日序盤の取引で原油先物はほぼ変わらず。米景気悪化懸念を背景に同国の原油在庫が増加したが、途上国の需要拡大への期待や主要産油国の供給削減によってマイナス影響が相殺された。
北海ブレント先物は0015GMT(日本時間9時15分)時点で0.04ドル安の1バレル=79.36ドル。米WTI先物は0.01ドル安の74.82米ドル。
市場関係者によると、米石油協会(API)が公表した7日までの週の米原油在庫は約300万バレル増加した。ロイターがまとめたアナリストの予想は約50万バレル増だった。
国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は、下半期の石油市場について、中国や途上国からの強い需要に、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国で構成する「OPECプラス」の減産が重なり、需給が逼迫しそうだとの見通しを示した。
米エネルギー情報局(EIA)は11日、2023年の石油市場が日量10万バレルの需要超過となり、24年は20万バレルの需要超過になると予想した。
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