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ロコス氏マクロファンド、年初来リターン大幅回復－６月の成績プラス
概要：資産家クリス・ロコス氏のマクロヘッジファンドは、６月のリターンがプラスとなり、３月に被った２桁のマイナスリターンからほぼ完全に回復した。
ロコス氏のマクロファンド、３月には一時15％超のマイナス
年初から６月までのリターンはわずかなマイナスにとどまっている
資産家クリス・ロコス氏のマクロヘッジファンドは、６月のリターンがプラスとなり、３月に被った２桁のマイナスリターンからほぼ完全に回復した。
ブルームバーグが確認した投資家宛て書簡によれば、同ファンドの６月のリターンは4.6％のプラス。５月も約５％のプラスだった。これにより、年初来のリターンはマイナス0.5％にとどまっている。ブルームバーグが追跡調査するマクロヘッジファンドの６月の運用成績は平均でプラス１％。
ロコス氏のヘッジファンド、５月は５％のプラス－３月の低迷から回復
ロコス・キャピタル・マネジメントの広報担当はコメントを控えた。
ロコス氏のヘッジファンドは３月、運用成績が一時15％を超えるマイナスとなった。シリコンバレー銀行（ＳＶＢ）の破綻をきっかけに短期金利市場が激しい変動性に見舞われたことが影響した。このマイナスリターンが、リスクを下げる運用につながった。
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