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概要:今週の外為市場では、ドル高地合いが再燃する可能性を予想する声が出ている。12日に発表される米消費者物価指数(CPI)が上振れれば利上げ観測がドルを押し上げる一方、仮に弱含みでも日米金利差の拡大見通しに大きな変化がなければ、ドル安/円高は限られる公算が大きいという。
今週の外為市場では、ドル高地合いが再燃する可能性を予想する声が出ている。
[東京 10日 ロイター] - 今週の外為市場では、ドル高地合いが再燃する可能性を予想する声が出ている。12日に発表される米消費者物価指数(CPI)が上振れれば利上げ観測がドルを押し上げる一方、仮に弱含みでも日米金利差の拡大見通しに大きな変化がなければ、ドル安/円高は限られる公算が大きいという。
予想レンジはドルが141.50━145.50円、ユーロ/ドルが1.08―1.10ドル。専門家の見解は以下の通り。
<みずほリサーチ&テクノロジーズ 総括・市場調査チーム 東深澤武史氏>
米景気は減速しているが、経済指標のサプライズ指数はプラス幅がかなり拡大しており、足元景気は市場が懸念するよりいい状況にある。年後半にリセッション入りするとの予想は変えていないが、市場はそこまで織り込んでいない。CPIが上振れれば、利上げ期待が高まってドルが上昇すると想定している。
<てらす証券アドバイザーズ FXエバンジェリスト 遠藤寿保氏>
需給と投機、金利差という為替変動の3要素の中で、現在最も影響を及ぼしているのは金利差だ。そこが大きく修正されない限り、ドル/円は上昇圧力のかかりやすい状況が続くだろう。しかし、仮に米CPIが大きく落ち込むなどして、リセッション入りが濃厚との見方が急速に広がれば、今度は株価の下げに焦点が移行し、リスク回避の円高が進む展開もあり得る。
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