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概要:オーストラリア準備銀行(中央銀行)は4日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを4.10%に据え置いた。これまでの利上げの影響を見極めたいとした上で、インフレ抑制に向け追加引き締めが必要になる可能性もあると指摘した。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は4日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを4.10%に据え置いた。豪中銀本部ビル、2016年3月撮影(2023年 ロイター/David Gray)
[シドニー 4日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)は4日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを4.10%に据え置いた。これまでの利上げの影響を見極めたいとした上で、インフレ抑制に向け追加引き締めが必要になる可能性もあると指摘した。
中銀は昨年5月以降、計400ベーシスポイント(bp)の利上げを実施している。
5月のインフレ率が予想以上に鈍化したことや、これまでの利上げによる効果がまだ完全に表れていないことから市場は金利据え置き予想に傾いていた。ただ、ロイター調査ではエコノミスト31人のうち16人が利上げ、残りの15人が据え置きを見込み、予想は割れていた。
中銀の発表を受けて豪ドルは0.4%下落し、0.6647米ドルとなった。豪3年債先物は下げ幅を戻して横ばい。
中銀のロウ総裁は声明で「金利の上昇は経済の需給バランスをより持続可能なものにすることにつながっており、今後もこれは続く」と指摘。「このことと経済見通しを巡る不確実性を踏まえ、理事会は今月、金利を据え置くことを決定した」とした。
過去1カ月間の経済指標は雇用統計や小売売上高が好調となる一方で、インフレ指標が急激に鈍化するなど、まちまちな内容だった。
中銀は4月に引き締めを休止した後、5月と6月に予想に反して利上げを行った。インフレ率が依然高すぎで、高水準のインフレ期待が定着する恐れがあるとの認識を示していた。
ロウ総裁は声明で「インフレ率が合理的な期間内に確実に目標値に戻るようにするために金融政策の幾分のさらなる引き締めが必要になる可能性があるが、それは経済とインフレがどのように推移するかによる」とした。
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