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概要:[ロンドン 3日 ロイター] - 英下院財務委員会は3日、大手銀行に自行の預金金利の水準が公正か問う書簡を送ったことを明らかにした。
英下院財務委員会は7月3日、大手銀行に自行の預金金利の水準が公正か問う書簡を送ったことを明らかにした。送付先はバークレイズ、HSBC、ロイズ、ナットウエストの大手4行。写真はHSBCとバークレイズのビル。
[ロンドン 3日 ロイター] - 英下院財務委員会は3日、大手銀行に自行の預金金利の水準が公正か問う書簡を送ったことを明らかにした。
送付先はバークレイズ、HSBC、ロイズ、ナットウエストの大手4行で、自行の預金金利が「公正な価値」を提供しているか、また、口座変更に対する顧客の消極性を悪用していないか問いただした。
ボールドウィン財務委員長は声明で「金利が上昇し、有権者が物価高に圧迫される中、大手行が容易に引き出し可能な預金の金利を引き上げるのが妥当だ」とし、速やかな対応を求めた。
同委員会は先月8日、イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利を4.5%に引き上げているにもかかわらず、容易に引き出し可能な預金の金利は0.7─1.35%にとどまっていると批判していた。英中銀は同月22日に金利を5.0%に引き上げた。
HSBCは、2022年初め以降に預金金利を12回以上引き上げたと説明。バークレイズは、預金商品の金利を定期的に見直していると述べた。ナットウエストはコメントを控え、ロイズはコメント要請に応じていない。
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