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概要:米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は29日、米国のインフレ率が2%の目標を大きく上回り、労働市場が引き続き非常に逼迫する中、連邦公開市場委員会(FOMC)の大半のメンバーが「年内あと2回以上の利上げが適切になると想定している」と述べた。
6月29日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、米国のインフレ率が2%の目標を大きく上回り、労働市場が引き続き非常に逼迫する中、連邦公開市場委員会(FOMC)の大半のメンバーが「年内あと2回以上の利上げが適切になると想定している」と述べた。
[29日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は29日、米国のインフレ率が2%の目標を大きく上回り、労働市場が引き続き非常に逼迫する中、連邦公開市場委員会(FOMC)の大半のメンバーが「年内あと2回以上の利上げが適切になると想定している」と述べた。
スペイン中央銀行主催のイベントの講演原稿でパウエル氏は、具体的な利上げ時期には言及しなかった。
同氏は、3月に生じた銀行部門のストレスが、利上げだけによる効果を上回る信用環境の引き締まりにつながる可能性を指摘。しかし、インフレ率はなお高すぎる水準にあり、2%の目標に戻るまでの「道のりは長い」と語った。
年内はあと4回のFOMCが予定されており、次回は7月25─26日に開く。
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