简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比82円73銭安の3万2698円81銭と、3日続落した。6月末を控えて機関投資家などの利益確定売りが先行し、これまで株高を主導してきた指数寄与度の大きい銘柄やハイテク株の一角が軟調に推移した。ただ、下落局面では押し目買いも入り、下値を探る動きは限定的となった。
[東京 26日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比82円73銭安の3万2698円81銭と、3日続落した。6月末を控えて機関投資家などの利益確定売りが先行し、これまで株高を主導してきた指数寄与度の大きい銘柄やハイテク株の一角が軟調に推移した。ただ、下落局面では押し目買いも入り、下値を探る動きは限定的となった。
6月26日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比82円73銭安の3万2698円81銭と、3日続落した。
日経平均は134円安と、軟調にスタート。寄り付き後は下げ幅を広げ、前場序盤には一時380円超安の3万2392円72銭まで下落した。売りが一巡すると押し目買いも入り、プラス転換する場面もあった。一方、後場には再びマイナス圏に沈むなど、方向感のない値動きが継続。「前週末公表された欧米の経済指標の悪化も重しとなっているようだ」(国内証券・ストラテジスト)との見方があった。
市場では、日経平均が3万3000円台後半で上値が重くなってきたところに、「期末のリバランスを意識した機関投資家の利益確定売りが加速した」(GCIアセットマネジメントのポートフォリオマネージャー・池田隆政氏)と、需給面の悪化を指摘する声が聞かれた。足元の相場は、株高を主導した銘柄が売られる一方、出遅れ感のある銘柄は買われるなど、跛行色の強い状況だという。
池田氏は、ETF(上場投資信託)分配金の換金売りも出やすいタイミングで、株価は下方向に振れやすいものの、押し目買いも流入し、「目先の日本株は横ばい圏の値動きとなりそうだ」とみている。
TOPIXは0.20%安の2260.17ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は0.20%安の1163.12ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は3兆2603億7800万円だった。東証33業種では、海運、化学工業、金属製品など17業種が値上がり。電気・ガス、卸売、銀行など16業種は値下がりした。
個別では、JSRがストップ高水準で終了した。産業革新投資機構(JIC)による同社買収の報道が手掛かり材料となった。東京応化工業が一時16%超高となるなど、他の半導体関連銘柄にも買いが波及した。
プライム市場の騰落数は、値上がり632銘柄(34%)に対し、値下がりが1134銘柄(61%)、変わらずが68銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 32698.81 -82.73 32647.08 32,392.72─32,884.73
TOPIX 2260.17 -4.56 2259.14 2,241.17─2,270.28
プライム指数 1163.12 -2.29 1162.32 1,153.42─1,168.24
スタンダード指数 1107.34 -3.71 1110.37 1,103.43─1,111.10
グロース指数 1030.61 -22.57 1042.51 1,027.70─1,050.57
東証出来高(万株) 117024 東証売買代金(億円 32603.78)
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。