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概要:米株式相場が目もくらむような上昇を遂げた年前半が終わりに近づく中、ナスダック100指数は1-6月期上昇率としては過去最高を更新する勢いを見せている。ウォール街は米連邦準備制度理事会(FRB)がこの上昇を頓挫させるとの懸念を強めている。
2023年6月26日 11:10 JST
ナスダック100指数の1-6月期上昇率、過去最高を更新する勢い
米株式市場の年前半の堅調は年後半の吉兆-ブルームバーグ・データ
それでも、22年にナスダック100とS&P500種が年間ベースで08年以来最大の下落を記録する波乱に見舞われた後だけに、世界の資金運用担当者は23年が好調に終わると期待している。
S&P500種は今年13%上昇し、22年3月の米利上げサイクル開始以降の下落分をすべて回復した。S&P500種はまた、昨年10月12日終値の底から22%上昇し、強気相場入りした。ウォール街では10月は過去の相場暴落の記憶から恐怖心を呼び起こすことがあるが、実際には「弱気相場キラー」という評判通りの月であることを今の上昇は示している。
楽観論者にとっての安心材料の一つは、テクノロジー株以外にも市場のリーダーが広がっていることだ。S&P500種の業種別で昨年最大の負け組だったテクノロジー株や消費者関連株が2桁の上昇率を見せる一方で、6月には工業や素材セクターなど、経済状況に連動する他のグループも上昇に加わった。景気循環株は強気相場の初期にアウトパフォームする傾向があるため、信頼感の高まりに寄与している。
Last Year\'s Big Laggards Are This Year\'s Leaders
S&P 500 Index sector returns in 2023
Source: Bloomberg
Footnote: Data as of the close of trading on June 23
投資家が先行きを考えるに当たって消化すべきことが多いのは明らかだ。しかし、投資家にとって頼りになる心強い歴史がある。ブルームバーグの集計データによれば、S&P500種が年前半に好調だった場合、残り半年も堅調に推移する傾向が見られる点だ。
カーソン・グループのチーフ市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏によれば、1950年代初頭以降のデータでは、S&P500種が年前半に10%超値上がりした場合、年後半の上昇率は中央値で10%だった。
Strong First Half Historically Bodes Well for Investors
S&P 500 returns when the benchmark index climbs at least 10% through June
Source: Bloomberg
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