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概要:ブルームバーグのエコノミスト調査によると、米経済は今年、リセッション(景気後退)を辛うじて回避するものの、基調インフレは従来の予想よりも伸びが加速すると予想されている。
2023年6月24日 3:11 JST
基調インフレ予想は引き上げ-年内2回の米追加利上げを後押しも
利上げは7-9月に1回実施後、年内いっぱい据え置きとの見方
ブルームバーグのエコノミスト調査によると、米経済は今年、リセッション(景気後退)を辛うじて回避するものの、基調インフレは従来の予想よりも伸びが加速すると予想されている。
6月の調査では、米国内総生産(GDP)がマイナスに陥るのは第4四半期(10-12月)のみと予想されており、第3四半期(7-9月)の成長見通しは前回のマイナスからゼロ成長へと引き上げられた。
個人消費と民間設備投資の予想が引き上げられたことで、第2四半期(4-6月)と第3四半期のGDP見通しが上方修正される一方、成長率は2024年末まで幾分弱含むと予想されている。
一方、食品とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)価格指数は向こう1年に伸び率が5月調査よりも加速するとの見通しが示された。これは年内あと2回の利上げがおそらく適切だとする米金融当局の見解を後押しするものだ。
Metric | 2Q | 3Q | 4Q |
---|---|---|---|
GDP | +1.2% | +0.0% | -0.4% |
+0.5% | -0.5% | -0.4% | |
Consumer spending | +1.4% | +0.6% | +0.3% |
+1.0% | +0.2% | +0.2% | |
Private investment | +1.7% | -1.5% | -2.0% |
-1.6% | -2.7% | -1.5% |
米政策金利については、予想中央値で第3四半期にあともう1回の利上げがあり、年内いっぱい5.25~5.5%で据え置かれるとの見方が示された。その後は2024年初めに0.25ポイントの利下げが行われると見込まれている。
労働市場に対する見方も強まった。エコノミストの大半が今年と来年に雇用が増加し、失業率は前回調査よりも幾分低い水準でピークをつけるとみている。これは個人消費が持続するとの見立てを説明する一助となる。今回の調査は6月16日-21日にかけてエコノミスト71人を対象に実施された。
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