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概要:auじぶん銀行が23日発表した6月の製造業PMIは前月改定値の50.6から49.8に低下し、2カ月ぶりに50を下回った。5月に2007年9月の調査開始以来過去最高の55.9(改定値)だったサービス業PMIも54.2に低下したが、依然高水準で推移している。
auじぶん銀行が23日発表した6月の製造業PMIは前月改定値の50.6から49.8に低下し、2カ月ぶりに50を下回った。写真は、川崎市内のトラック製造工場内の様子。2015年3月10日に撮影。(2023年 ロイター/Thomas Peter)
[東京 23日 ロイター] - auじぶん銀行が23日発表した6月の製造業PMIは前月改定値の50.6から49.8に低下し、2カ月ぶりに50を下回った。5月に2007年9月の調査開始以来過去最高の55.9(改定値)だったサービス業PMIも54.2に低下したが、依然高水準で推移している。
製造業は国内外の需要が比較的低調だった。生産高が48.4、新規受注が49.0と前月比で減少。新規輸出事業が大幅に減少した。一方、サービス業は過去4カ月では最も低い水準となったものの、全体としては依然堅調だという。新型コロナウイルスの影響が弱まる中で顧客数と消費がさらに回復した。
S&Pグローバルのエコノミストは、6月のPMIに関し「第2四半期末は民間部門全体で成長の勢いが鈍化した」と指摘した。インフレ圧力を巡っては、さらに緩和の兆しが見られたとし、購買価格のインフレ率が22カ月ぶりの低水準に緩和した一方、販売価格の上昇率は1月以来最も緩やかだったという。
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