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米財務長官、ＩＭＦ低所得国向け融資制度の財源強化訴え－喫緊の課題
概要：イエレン米財務長官は22日、債務問題に苦しむ低所得国への支援を先進国は強化すべきとの考えを示し、国際通貨基金（ＩＭＦ）による低所得国向け融資制度の財源拡大が喫緊の課題だと訴えた。
イエレン米財務長官は22日、債務問題に苦しむ低所得国への支援を先進国は強化すべきとの考えを示し、国際通貨基金（ＩＭＦ）による低所得国向け融資制度の財源拡大が喫緊の課題だと訴えた。
パリを訪れている同長官はＩＭＦの「貧困削減・成長トラスト（ＰＲＧＴ）」について、「財政的にもっと持続可能な状態にすることが急務だと考えている」と述べ、「このことは低所得国がＩＭＦで十分な資金を確保できるようにするために極めて重要だ」と指摘した。
ＩＭＦ調達目標、8400億円不足－ディストレス貧困国の融資需要が拡大
イエレン長官はフランスのマクロン大統領がホスト役を務める「新グローバル金融協定のためのサミット」に参加。このサミットでは、国際的な開発銀行の改革から過剰債務への対応、グリーンインフラ融資、気候変動に脆弱（ぜいじゃく）な国への資金供与に至る幅広い問題を取り上げる。
ブルームバーグ・フィランソロピーなどが同サミットの公式スポンサーになっている。
イエレン長官
Photographer: Al Drago/Bloomberg
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