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概要:カナダ最大のミューチュアルファンド(投資信託)運営会社の一つ、マッケンジー・インベストメンツは、ルーク・グールド最高経営責任者(CEO)が進めるリストラ策の一環として、上級管理職を含む約50人を削減した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
オルタナティブ投資責任者とETF責任者も整理対象に含まれる
ポートフォリオマネジャーなど数十人減らす第2弾のレイオフも実行
カナダ最大のミューチュアルファンド(投資信託)運営会社の一つ、マッケンジー・インベストメンツは、ルーク・グールド最高経営責任者(CEO)が進めるリストラ策の一環として、上級管理職を含む約50人を削減した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
この件について話す権限がないと関係者が匿名で語ったところでは、人員削減は2回に分けて行われた。オルタナティブ投資責任者マイケル・シュニットマン氏と上場投資信託(ETF)責任者マイケル・クック氏を含む幹部らも、最初の整理対象に含まれる。
関係者によれば、投資チームの合理化で複数のポートフォリオマネジャーなど数十人を減らすレイオフの第2弾がその後実行された。社員約1350人のうち3-4%を削減することになる。マッケンジーの運用資産は5月末時点で1902億カナダ・ドル(約20兆4000億円)。
ETFなどとの競争が影響し、マッケンジーの投信販売は伸び悩んでいる。「見直しを行った結果、リーダーシップ構造を簡素化する組織改革を過去2カ月の間に実施した」と同社はブルームバーグに電子メールで回答した。
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