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概要:英国の5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.7%上昇し、ブルームバーグが調査したエコノミストの予想(8.4%)を上回る伸びとなった。4月も8.7%だった。4カ月連続で予想を超える水準での高止まりが続いている。
政策金利が12月までに6%に達する見通しをトレーダーは織り込んだ
今週についても50bp利上げ決定が公表される50%の確率を織り込み
英国の5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.7%上昇し、ブルームバーグが調査したエコノミストの予想(8.4%)を上回る伸びとなった。4月も8.7%だった。4カ月連続で予想を超える水準での高止まりが続いている。
英政府統計局(ONS)が21日発表した変動の激しい食料品やエネルギーを除くコアCPIの上昇率も前年同月比7.1%と4月(6.8%)から加速し、予想(6.8%)より高くなった。
イングランド銀行(英中央銀行)は金融政策委員会(MPC)の討議を経て、政策決定を22日に発表するが、インフレの高止まりが示されたことで、より積極的に利上げを継続するよう促す圧力が強まりそうだ。
CPI統計を受け、政策金利が12月までに6%に達する見通しをトレーダーは織り込んだ。今週についても50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げ決定が公表される50%の確率が織り込まれた。
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