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概要:[ワシントン 20日 ロイター] - 米商務省が20日発表した5月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比21.7%増の163万1000戸と昨年4月以来、1年1カ月ぶりの高水準となった。
米商務省が20日発表した5月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比21.7%増の163万1000戸と昨年4月以来、1年1カ月ぶりの高水準となった。
[ワシントン 20日 ロイター] - 米商務省が20日発表した5月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比21.7%増の163万1000戸と昨年4月以来、1年1カ月ぶりの高水準となった。
建設許可件数も増加し、米連邦準備理事会(FRB)の一連の急速な利上げによる打撃を受けて落ち込んでいた住宅市場が底打ちした可能性を示唆した。
全米住宅建設業者協会(NAHB)/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は6月に改善し、悪化の分岐点となる50を2022年7月以来、11カ月ぶりに上回った。中古住宅の供給不足が新築住宅建設を後押ししている。
米抵当銀行協会(MBA)のデータによると、米国で広く利用されている期間30年の住宅ローン固定金利は直近週の平均で6.77%と、22年11月に付けた7%超からいくらか低下した。一方、金融機関による与信厳格化の動きは、建設業者が住宅を新築する上で逆風になる可能性がある。
FRBは22年3月以降に政策金利を5%引き上げてきたが、影響を評価するために今月の連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げを見送った。ただ、インフレ率が依然高過ぎる中で、7月の会合では利上げを決める可能性が高い。
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