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概要:内閣府が15日に発表した4月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比5.5%増加した。3カ月ぶりのプラス。内閣府は機械受注の基調判断を前回の「足踏みがみられる」で維持した。前年比は5.9%減少だった。
6月15日、 内閣府が発表した4月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、前月比5.5%増となった。
[東京 15日 ロイター] - 内閣府が15日に発表した4月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標とされる船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比5.5%増加した。3カ月ぶりのプラス。内閣府は機械受注の基調判断を前回の「足踏みがみられる」で維持した。前年比は5.9%減少だった。
ロイターの事前予測調査では前月比で3.0%増が予想されており、結果は予想を上回った。
製造業は前月比3.0%減の4100億円で2カ月連続で減少した。「造船業」が前月大幅に伸びた反動で減少。「電気機械」、「業務用機械」なども押し下げに影響した。
非製造業(除く船舶・電力)は同11.0%増の4880億円と3カ月ぶりに増加した。業種では「金融業・保険業」、「運輸業・郵便業」、「その他非製造業」なども押し上げた。各業種で電子計算機などIT系の投資が堅調に推移したとみられる。
外需は前月比12.3%増の1兆1287億円で、2カ月ぶりに増加した。
機械受注統計は機械メーカーの受注した設備用機械について毎月の受注実績を調査したもの。設備投資の先行指標として注目されている。
*内閣府の発表資料は以下のURLでご覧になれます。
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