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概要:英ヘッジファンド運営会社オデイ・アセット・マネジメント(OAM)の「オデイ・スワン」ファンドは、閉鎖が決まるまでの2営業日に資産が37%減少していた。創業パートナーのクリスピン・オデイ氏に新たなわいせつ行為疑惑が浮上した後、投資家が一斉に離れた様子だ。
英ヘッジファンド運営会社オデイ・アセット・マネジメント(OAM)の「オデイ・スワン」ファンドは、閉鎖が決まるまでの2営業日に資産が37%減少していた。創業パートナーのクリスピン・オデイ氏に新たなわいせつ行為疑惑が浮上した後、投資家が一斉に離れた様子だ。
ブルームバーグがまとめたデータによると、スワン・ファンドの運用資産は8日時点で1億2830万ドル(約180億円)だったが、12日には8120万ドルとなっていた。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は先週、オデイ氏が25年にわたって複数の女性に対する性的な攻撃や嫌がらせなどを働いた疑惑を報道。それ以降にOAMはオデイ氏をパートナーから解任し、ファンド2本からの資金引き出しを停止した。一方で複数の銀行はOAMとの関係を解消した。
OAMの広報担当者はコメントを控えた。
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