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概要:8日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比42円51銭安の3万1871円23銭と小幅に続落した。過熱警戒感と先高観が綱引きとなり、前日終値を挟んだ一進一退が続いた。明日にメジャーSQ(特別清算指数算出)を控える中、需給中心の値動きが意識された。
8日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比42円51銭安の3万1871円23銭と小幅に続落した。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 8日 ロイター] - 8日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比42円51銭安の3万1871円23銭と小幅に続落した。過熱警戒感と先高観が綱引きとなり、前日終値を挟んだ一進一退が続いた。明日にメジャーSQ(特別清算指数算出)を控える中、需給中心の値動きが意識された。
日経平均は35円安で寄り付いた後、短時間でプラスに転じて一時122円高の3万2035円95銭に上昇したが、短期的な過熱感は根強く利益確定売りが上値を抑えた。前日の大幅安でテクニカル面での過熱感は和らいだが「まだ払拭されたとはいえない」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。一方、下値では押し目買いが入り、下落局面でもマイナス幅は65円程度にとどまった。
過熱感に基づく短期筋の利益確定売りと、先高観による長期筋の押し目買いが交錯していると、証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長はみている。物色傾向としては「このところ相場をけん引した半導体関連株からバリュー株への資金シフトが意識される」(大谷氏)という。ドル/円が前日の取引時間中より円安で推移し、輸出株を中心に支えとなったほか、WTI原油先物の上昇を受けて石油・石炭製品や鉱業がしっかりだった。
1─3月期実質国内総生産(GDP)2次速報が上方修正され、朝方には織り込む動きも観測されたが「きょうは需給中心の値動きで、材料に基づく上下は限定的」(別の国内証券のアナリスト)との受け止めも聞かれた。
TOPIXは0.05%安の2205.27ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆6519億0000万円だった。東証33業種では、値上がりは電気・ガスや海運、石油・石炭製品など19業種で、値下がりは精密機器や情報・通信、サービスなど14業種だった。
エーザイが年初来高値を更新。日本郵船やトヨタ自動車は堅調だった。一方、HOYAやキーエンスが軟調。ファナックはさえなかった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが880銘柄(47%)、値下がりは877銘柄(47%)、変わらずは77銘柄(4%)だった。
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