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概要:[チューリヒ 6日 ロイター] - スイスの金融大手UBSは、クレディ・スイス(CS)の救済買収で生じ得る損失をカバーする最大90億スイスフラン(99億2000万ドル)の保証を巡り、7日までにスイス政府と最終合意するとの見通しを示した。5日付の当局への提出文書を6日に公表した。
スイスの金融大手UBSは、クレディ・スイス(CS)の救済買収で生じ得る損失をカバーする最大90億スイスフラン(99億2000万ドル)の保証を巡り、7日までにスイス政府と最終合意するとの見通しを示した。写真は3月20日、チューリッヒで撮影(2023年 ロイター/Denis Balibouse)
[チューリヒ 6日 ロイター] - スイスの金融大手UBSは、クレディ・スイス(CS)の救済買収で生じ得る損失をカバーする最大90億スイスフラン(99億2000万ドル)の保証を巡り、7日までにスイス政府と最終合意するとの見通しを示した。5日付の当局への提出文書を6日に公表した。
スイス当局が主導した3月の救済買収で、UBSは50億フランまで損失をカバーすることに同意。損失額がこれを上回った場合、政府が最大90億フランを負担することで合意していた。
UBSは米証券取引委員会(SEC)への提出文書で、7日までに合意が完了する見通しとした上で、140億フランを上回るさらなる損失保証については、通常の立法手続きにおける議会承認などの形で別の法的根拠が必要になるとした。
政府の合意はUBSがクレディ・スイス買収を正式に完了するためにクリアする必要がある最後のハードルの一つ。
UBSはSECへの提出文書で、今年第2・四半期中に買収を完了する見通しを改めて表明。5日の発表では、早ければ12日にも完了するとの見方を示している。
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