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概要:[フランクフルト 5日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は5日、コアインフレ率に「緩やかな兆候」が見られるものの、ピークに達したと判断するには時期尚早との見方を改めて示した。
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は5日、コアインフレ率に「緩やかな兆候」が見られるものの、ピークに達したと判断するには時期尚早との見方を改めて示した。
[フランクフルト 5日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は5日、コアインフレ率に「緩やかな兆候」が見られるものの、ピークに達したと判断するには時期尚早との見方を改めて示した。
欧州議会で「最新の入手可能なデータによると、基調的なインフレ圧力がなお高いことが示されている。一部に緩やかな兆候が見られるものの、基調的なインフレ率がピークに達したことを示す明確な証拠はない」と述べた。
ラガルド総裁は、これまでの利上げの効果が「顕在化し始めている」とし、効果は「今後数年間は強まっていく」可能性が高いと指摘。同時に、インフレ率をECBが目標とする2%に引き下げるために金利を「十分に制約的な水準」に引き上げる必要があり、「必要な限り金利をその水準に維持する」と述べ、ECBがこれまで示してきた方針を改めて確認した。
欧州連合(EU)統計局が今月1日に発表したユーロ圏の5月の消費者物価指数(HICP)速報値は前年比6.1%上昇と、前月の7.0%上昇から鈍化。食品、エネルギー、アルコール、たばこを除いたコアインフレ率も5.3%と、前月の5.6%から鈍化した。
この結果を受け、利上げがおおむね予想されている今月15日の理事会以降の追加利上げの必要性について疑問が出ていた。ただ、ラガルド総裁のこの日の発言を受け、ユーロ圏のインフレ率が5月に大きく鈍化したにもかかわらず、ECBが今月に加え、来月の理事会でも利上げを決定するとの観測が強まる可能性がある。
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