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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比203円60銭安の2万8416円47銭と、反落して取引を終えた。米地銀の預金流出を懸念した米株安の流れで、日本株にも売りが先行した。指数寄与度の大きい銘柄や半導体関連株が軟調で、日経平均は一時300円超安まで下落した。一方、米株先物の堅調な推移が投資家心理を支え、一巡後は小動きとなった。
[東京 26日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比203円60銭安の2万8416円47銭と、反落して取引を終えた。米地銀の預金流出を懸念した米株安の流れで、日本株にも売りが先行した。指数寄与度の大きい銘柄や半導体関連株が軟調で、日経平均は一時300円超安まで下落した。一方、米株先物の堅調な推移が投資家心理を支え、一巡後は小動きとなった。
4月26日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比203円60銭安の2万8416円47銭と、反落して取引を終えた。
日経平均は141円安と軟調にスタートした。前日の米市場で金融株が下落した流れを引き継ぎ、銀行や証券など金融セクターの下げが目立った。ドル/円相場が前日の取引時間中よりも円高方向に振れていることも嫌気され、輸出関連株の一角が売られた。
後場には一段と下げ幅を広げ一時は300円超安となったが、売りが一服した後は小幅な値動きが継続。米ハイテク大手の決算を好感し米株先物が底堅く、日本株の下値を支えた。
市場関係者によると、米金融不安が再び意識されたほか「日経平均はかなり戻していたので、利食い売りが出やすい環境だった」(GCIアセットマネジメント・ポートフォリオマネージャー、池田隆政氏)という。
この先の日本株の方向性については為替と米金利の動向次第とみられり、「米金利がさらに低下すればドル/円は円高が進みやすく、その場合(株価は)は下値模索に注意が必要」(池田氏)との声も出ている。
TOPIXは0.89%安の2023.90ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は0.90%安の1041.41ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は2兆7267億4900万円と、薄商いだった。東証33業種では、建設、食料品、不動産など4業種が値上がり。銀行、証券、機械など29業種は値下がりした。
個別では建設株が堅調で、英投資ファンドが株主還元を要請したと伝わった大林組が年初来高値を更新。清水建設も8.5%高と年初来高値となったほか、戸田建設も5.2%高。
シマノは11.6%安と大幅下落した。前日に2023年12月期の連結営業利益予想を前期比50%減の830億円に引き下げたと発表し、嫌気された。
プライム市場の騰落数は、値上がり273銘柄(82%)に対し、値下がりが1516銘柄(82%)、変わらずが47銘柄(2%)だった。
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