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概要:来週の外為市場で、ドル安圧力がかかりやすいと予想されている。米国の景気減速懸念が強まる中、第1四半期実質GDP(速報値)などの経済指標や地銀決算に対する下振れリスクが警戒されやすい。日銀金融政策決定会合では政策の大きな変更は見込まれていないものの、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の修正に踏み切ればサプライズと受け止められるほか、今後の政策修正期待が高まれば、円買いが強まりやすい。植田日銀総裁の会見にも注目が集まる。
4月21日 来週の外為市場で、ドル安圧力がかかりやすいと予想されている。
[東京 21日 ロイター] - 来週の外為市場で、ドル安圧力がかかりやすいと予想されている。米国の景気減速懸念が強まる中、第1四半期実質GDP(速報値)などの経済指標や地銀決算に対する下振れリスクが警戒されやすい。日銀金融政策決定会合では政策の大きな変更は見込まれていないものの、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の修正に踏み切ればサプライズと受け止められるほか、今後の政策修正期待が高まれば、円買いが強まりやすい。植田日銀総裁の会見にも注目が集まる。
予想レンジはドル/円が132.00━136.00円、ユーロ/ドルが1.0850―1.1050ドル。
<あおぞら銀行のチーフマーケットストラテジスト、諸我晃氏>
「4月会合での日銀政策修正期待は後退しているものの、米金利上昇圧力がそこまで強くない上、植田日銀総裁の最初の会合となり市場環境としては、YCCの年限短期化やレンジ拡大など修正の可能性は捨てきれず、市場の警戒感は強い。 現状維持となれば円安方向に向くものの、今後の政策修正期待は残ることから136円程度までの上昇、政策修正に踏み切った場合は132円程度までの下落になるとみている。今後発表される米地銀決算への関心も高く、低調な結果になれば、リスクオフの流れが強まりやすい」
<りそなホールディングスのエコノミスト、村上太志氏>
「日銀金融政策決定会合については、大きな変更があるといった見方はかなり低下している。ただ、フォワードガイダンスや物価の見通しには注目しており、先行きの政策修正期待が高まる内容が出てくれば、円買いにつながる可能性がある。一方、米国経済先行き懸念が強まる中、下振れる経済指標が多ければ、ドル安の材料となる。ただ、欧米の中銀イベントを控えて様子見ムードも強まりやすく、値幅が出にくいとみられ、いずれの通貨も一方向の動きにはなりづらいだろう」
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