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ロシア、第1四半期の輸出35％減 欧米の原油価格上限が一因＝中銀
概要：[モスクワ ２０日 ロイター] - ロシア中央銀行は２０日、第１・四半期の輸出が金額ベースで前年同期比３５％減少したと発表した。欧米諸国がロシアの一部の石油製品に価格上限を設けたことが一因としている。
[モスクワ ２０日 ロイター] - ロシア中央銀行は２０日、第１・四半期の輸出が金額ベースで前年同期比３５％減少したと発表した。欧米諸国がロシアの一部の石油製品に価格上限を設けたことが一因としている。
中銀は石油輸出について「価格低下のほか、ロシアの原油・石油製品に対し多くの国が禁輸措置を導入し価格上限を設定したため減少した」とした。
中銀によると、北海ブレント先物の第１・四半期の平均は
１バレル＝８１ドルと、前年同期比１８％下落。中銀は、価格上限が一部要因となりロシア産原油の価格は北海ブレントよりも大きく下落したとの見方を示した。
ただ、欧州連合（ＥＵ）向けの輸出は減少したものの、割安な価格で原油を求めるアジア諸国への輸出が増加したことで相殺されたと指摘。ロシア産原油の価格が欧米が設定した価格上限を下回ったことで大量の原油が規制の対象から外れたとも指摘した。
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