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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比21円31銭高の2万8514円78銭と、小幅に7営業日続伸して取引を終えた。3月9日以来の高値となった。7連騰は昨年7月以来。為替の円安が支えになったほか、大手米銀の好決算を受けて銀行株が物色された。一方、心理的節目2万8500円付近では利益確定や戻り待ちの売りが出てマイナスに転じる場面もあり、午後にかけて前営業日終値を挟んだ一進一退が続いた。
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[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比21円31銭高の2万8514円78銭と、小幅に7営業日続伸して取引を終えた。3月9日以来の高値となった。7連騰は昨年7月以来。為替の円安が支えになったほか、大手米銀の好決算を受けて銀行株が物色された。一方、心理的節目2万8500円付近では利益確定や戻り待ちの売りが出てマイナスに転じる場面もあり、午後にかけて前営業日終値を挟んだ一進一退が続いた。
4月17日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比21円31銭高の2万8514円78銭と、小幅に7営業日続伸して取引を終えた。写真は東京証券取引所で2020年10月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)
日経平均は44円高と小高く始まり、一時約100円高の2万8599円75銭に上昇した。ドル/円が一時134円台に上昇し、前週末に比べ1円超の円安となる中、自動車などの輸出株がしっかりだった。前週末の米国市場で大手行の好決算が発表されて銀行株が上昇し、東京市場でも銀行株が物色された。
市場では「バリュー株への関心の高まりで下値が切り上がっている。金融不安に伴う急落の際もレンジの下限まで下落せずに切り返しており、下値リスクは限定的にみえる」(証券ジャパンの野坂晃一調査情報部副部長)との声が聞かれた。
一方、2万8500円付近は昨年来のレンジの上限と目されている上、連騰中でもあり、上値では利益確定や戻り待ちの売りが重しとなりやすいとみられている。「短期的にはだいぶ値上がりした。いったんガス抜きが必要なところ」(野坂氏)との見方もある。日経平均は7連騰で1000円超上昇した。
前週末に大幅高となったファーストリテイリングは下落し、指数を90円程度、押し下げた。指数寄与度の大きい半導体関連株はまちまちだった。
TOPIXは0.41%高の2026.97ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比0.41%高の1042.98ポイントで取引を終了した。プライム市場の売買代金は2兆2224億7400万円だった。東証33業種では、値上がりは海運や銀行、ゴム製品など25業種で、値下がりは卸売や鉱業、小売など8業種だった。
個別では、トヨタ自動車や三菱UFJFGがしっかり。日本郵船は堅調だった。一方、伊藤忠商事や資生堂が軟調。エムスリーはさえなかった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが920銘柄(50%)、値下がりは820銘柄(44%)、変わらずは95銘柄(5%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28514.78 +21.31 28537.99 28,414.98─2
8,599.75
TOPIX 2026.97 +8.25 2024.45 2,018.84─2,
027.39
プライム指数 1042.98 +4.25 1041.95 1,038.80─1,
043.19
スタンダード指数 1059.95 +1.22 1060.06 1,057.20─1,
060.63
グロース指数 963.23 -1.06 962.79 960.10─967.
56
東証出来高(万株) 95129 東証売買代金(億円 22224.74
)
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