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概要:[ワシントン 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのウンシュ・ベルギー中銀総裁は、利上げと並行して行っている量的引き締めを加速する必要があり、債券の満期償還金の再投資を完全に停止することが可能との見方を示した。
4月14日、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのウンシュ・ベルギー中銀総裁は、利上げと並行して行っている量的引き締めを加速する必要があり、債券の満期償還金の再投資を完全に停止することが可能との見方を示した。写真は3月、フランクフルトで撮影(2023年 ロイター/Heiko Becker)
[ワシントン 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのウンシュ・ベルギー中銀総裁は、利上げと並行して行っている量的引き締めを加速する必要があり、債券の満期償還金の再投資を完全に停止することが可能との見方を示した。
年内に再投資を完全停止しても保有資産の圧縮には何年もかかると指摘した。ワシントンで開かれている国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合の合間にロイターに語った。
ECBは現在、償還金の再投資を一部停止し、保有資産を毎月150億ユーロのペースで減らしている。
ウンシュ氏は、この措置に対する市場の反応は良いが「バランスシートがまだ大きすぎる」と強調した。
また、ECBは利上げを続ける必要があるとし、さらに75ベーシスポイント(bp)の利上げをするとの市場の予想は「妥当」と評した。ただ、年終盤あるいは来年初めに利下げに転じるという予想は妥当ではないとした。
5月の理事会については「25bpか50bp程度」の利上げになると見込み、今後のコアインフレ率や銀行貸出調査を利上げ幅の決定要因として挙げた。
市場はECBが9月までに中銀預金金利を現在の3%から3.75%に引き上げると予想している。
ウンシュ氏は、賃金動向が2%のインフレ目標と整合的ではない状態が何年も続く見通しで、実質金利がまだ低いことを考えると、政策金利がターミナルレート(最終到達点)に引き上げられた後もすぐに政策が逆方向になるとは想定していないと語った。
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